【AutoCAD】設計をしよう~設計基礎① 2DCADとは?~
こんにちは、もとこです。
最近は3DCAD(3次元CAD)の需要が増えてきていますが、基礎から勉強するならまずは2DCAD(2次元CAD)です。
今回は2DCADってなに?なにに使うの?というところを解説していきたいと思います。
1.2DCADとは
CADとは、機械部品などなにかモノをつくるときに、図面を描くためのPCソフトです。世の中にはたくさんのCADソフトがありますが、私はAutoCADを使用しています。その理由についてはこちらの記事で↓
【無料】2DCAD(2次元CAD)ソフト代表3選【就職・転職】 - もとこブログ
「図面ってなんで必要なの?めんどくさくない?」という方もいらっしゃるかと思いますが、ものづくりにおいて図面はものすごく重要です。例えば自動車という製品は、約3万点の部品から作られています。これだけの部品がきちんと組み立てられて出荷されるためには、しっかりと寸法を定めて、きっちり作らないといけないわけです。ドアがぴったり閉まらないとか、タイヤがはまらないなんてこと、普段の生活じゃあり得ないことですからね。CADソフトを使用すれば手描きするよりも きれいに、効率的に図面を描くことができます!
2.図面の知識の重要性
図面の知識の需要はとってもあります。仕事で図面を描く方はもちろん、図面を見ながら実際に製品を作る方、趣味でいろいろやっている方etc…
図面の知識がないと、思うようにものづくりはできません。
・図面を読む力
・図面を描く力
が必要になります。そのためには図面の知識が重要になってきます。
3.JISとIOS
JISとは日本産業規格とよばれるもの、IOSとは国際標準化機構というものです。
これは、製品に互換性を持たせるためにルールを決めよう!というものです。
例えば、どこでトイレットペーパーを買ってきても、家のトイレのホルダーにははまります。これはJISによってルールが決まっており、合うように作ってあるからです。
日本ではJIS、世界的にはISOが使われています。日本で製品を作る際にはJISを知らないといけないわけです。海外との取引がある場合にはISOについても知っている必要がありますが、全く別物というわけではないので心配ないかと思います。
まとめ
・2DCADとは2次元で図面を描くためのPCソフト
・ものを作るためには図面の知識が必要
・JISやISOなどの規格が決められている
次回からは、製図の基礎やAutoCADの使い方について解説していきます。