【AutoCAD】設計をしよう~設計基礎②投影法~
こんにちは、もとこです。
設計の基礎知識ってなに?というところを解説します!
✅目的と到達目標
目的
設計基礎としての投影法(第三角法)の習得
到達目標
- 投影法を理解する
- 第三角法を理解する
- 3面図が描ける
到達目標① 投影法を理解する
投影法とは、物体に光を当てその影を見る、3次元の物体を2次元上に表現する技法のことを言います。投影法には平行投影法と透視投影法があります。
平行投影法には第一角法と第三角法があり、機械部品を図面化する場合、一般的に第三角法を選択します。
到達目標② 第三角法を理解する
✅第三角法とは?
第三角法とは、立体を最大6面で表現する方法です。一般的に、正面図(主投影図)・平面図・右側面図で構成され、これを三面図と呼びます。
✅第三角法の考え方
まず初めに、立体の正面を決定します。基本的には作図者の任意です。
さいころで考えましょう。さいころの1の目を正面図とします。設計者が「これが正面だ!」と決めた面を主投影図と呼びます。
正面図を基準に、上から見た図を平面図、右から見たものを右側面図、左から見たものを左側面図、下から見たものを下面図、後ろから見たものを背面図と言います。
到達目標③ 3面図が描ける
✅三面図とは?
立体の正面・平面・右側面を使用して描いた図面のことを三面図と呼びます。
上の図のように、さいころの3の目を正面図とすると、正面図は3の目、平面図は2の目、右側面図は1の目となります。
こんな感じ↓
さいころ以外の形状で考えるとこんな感じです↓
矢印の向きから見たものを正面図としています。
実際にAutoCADを使って描いてみるとこうです↓
サイズはてきとうですが、図面としてはこんな感じになります。
✅確認
目的
設計基礎としての投影法(第三角法)の習得
到達目標
- 投影法を理解する
- 第三角法を理解する
- 3面図が描ける
ここまでできれば投影法は完璧です!